【概 要】
中標津町市街から車で約15分の場所に位置し標高270mの丘からは330度大パノラマを見ることができ、まさに絶景です。中標津に来たら一度は訪れたいポイントです。
【開陽台展望館】
1階は中標津産の新鮮な牛乳とはちみつを使ったソフトクリームやジェラートが人気の「caffe kaiyodai」、パネル展示室や中標津の映像を楽しめるコーナーがあります。
2階の展望回廊では地元愛好家による写真の展示などを行っています。
◇開館期間:4月29日~10月31日
7~8月 毎週火曜日
9~10月 毎週火曜日、木曜日
caffe kaiyodai 11時00分~17時00分(10月は11時00分~16時00分)
※屋上は常時開放しています。
◇駐車場:60台(バス6台)
※令和6年6月中旬から12月中旬(予定)にかけて駐車場トイレ新築工事のため利用可能範囲が通常の2/3程となります(工事期間中も現在のトイレはご利用いただけます)。
◇マップコード: 976 104 357*10
【ミルクロード】
開陽台に向かう北19号はミルクロードと呼ばれライダー達に愛親しまれている道路。是非ツーリングでこの地を訪れて、愛車と一緒にこの道で写真撮影をしてみてはいかがでしょうか?
【地平線から日の出】
開陽台は地平線から昇る太陽を見る事ができます。これほどお手軽に見れる場所は全国でも珍しいといわれています。秋の終わりから春先にかけて条件が揃うと、太陽が変形してみえる事があります。
また、元旦には多くの人が初日の出を見ようと訪れます。
【満天の星】
開陽台は市街地から程よく離れているため、街灯などが少なく星を見るには良い場所です。月の無い冬の晴れた夜には、本当に多くの星を見る事ができます。
【開陽台で満月を見よう】
『振り返れば地平線』(佐々木譲 著)の中では「バイク仲間の合言葉 開陽台で満月を見よう」の約束で開陽台を目指します。
【沿 革】
三代目町長 尾崎豊氏がNHKテレビ中継局設置の際に開陽台の景色の良さに目を付け、展望台を建設し観光地化を行いました。また、1966年頃、東京在住の釣りグループ「ざこクラブ」が来町した時に開陽台でジンギスカンを振舞った尾崎町長が「別荘をたてるなら土地を提供する」といい、その事が日経新聞のコラムで紹介され文化人村構想というのができました。土地分譲の希望が50件を超えたと記録が残っております。のちに尾崎町長が道議会へ出馬する事によりこの計画は破談になってしまいました。今ある「こころの碑」は文化人村の最初の事業だったそうです。1982年に発表された直木賞作家の佐々木譲氏の小説「振り返れば地平線」の舞台になったのがきっかけで全国からツーリングライダーがこの地を目指して来るようになりました。現在ではマイカーや観光バスも数多くこの地を訪れます。