日本で唯一の酪農ロングトレイル『北根室ランチウェイ』を歩く

ひがし北海道の自然も文化も歴史も全部感じるロングトレイル
中標津町から弟子屈町まで続く71.4kmの歩く道、北根室ランチウェイ。

後ろ姿

この道を歩くと、ひがし北海道の絶景だけではなく文化、歴史、自然、動物を楽しむことができます。

_HO_2180

車もいない草原の中や車道を歩きますが、必要最小限の標識があり、手作りの看板を探して歩くのも楽しみのひとつです。普段歩くことのない牧草地帯を歩いていると、広大な草原を歩く爽快感や牛の生きる香りを感じることができます。6つのコースによって景色や特徴が全く異なるので、71.4kmと長いと感じるかもしれませんが、様々な発見ができます。
第1ステージ
中標津町内から中標津のシンボル開陽台までを歩く14.8km
町立緑ヶ丘森林公園、巨大ドームのある道立ゆめの森公園内を通って中標津空港へ。

ゆめの森(小)

青いサイロ、広葉樹林の回廊、格子状防風林を楽しみながら26線の砂利道を一直線に開陽台まで向かいます。
開陽台には展望台やキャンプサイトがあります。

ドローン開陽台

夏期にはカフェがオープン
中標津の牛乳・はちみつを使ったソフトクリームや軽食をすることができます

カフェカイヨウダイハチミツソフト

 【緑ヶ丘森林公園キャンプ場】 (期間:5月1日~10月31日)
中標津市街から3kmの緑ヶ丘森林公園内にあるキャンプ施設。
入園は無料。
テントサイト(7人用)は210円。他にロッジ棟もあり、4人用(2,100円)から。
問合せ先/(株)中標津都市施設管理センター TEL : 0153-72-0473
【開陽台キャンプ場】

開陽台展望台の奥にあるキャンプ場。直火は禁止です。
周辺でヒグマの目撃情報があった場合は利用出来ない可能性があります。
10kmほど走れば中標津市街地でコンビニやスーパーが複数あります。
開陽台の中に喫茶店がありますので開館時間内(期間:4月下旬~10月下旬のみ)であれば食事を済ますことも出来ます。
水道以外の設備はありません。
問合せ先/中標津町役場経済振興課 TEL:0153-73-3111

第2ステージ
北海道ならではの防風林の中を抜け、牧草地を見ながら歩く10.1km

_HO_1833

カラマツの木の間を通ったり、タイミングが良ければ放牧されている牛を間近に見ることができます。起伏のある散策路を歩いた後、車も通る舗装道路や砂利道を歩き、板を渡しただけのパナクシュベツ川の橋を渡ります。
その後のレストラン牧舎までの2.4kmはマンパスが多く集中する牧草地を次々と通って行きます。マンパスは柵を開けて通過したり(ゲートの閉め忘れに注意しましょう。牛たちが逃げてしまうかもしれません)、跨いで越えたり、登って越えたりします。

マンパス

H30年5月からコースに変更がありましたのでコチラをご覧ください。第2ステージ変更
案内看板が随所に設置されているので従って歩きましょう。

DSC_9566

牧草地に入る前は必ず消毒しましょう。牛を飼育する環境に悪い菌や悪さをする菌を入れないこと、他の牧場に感染させないことを目的としています。

DSC_9574

時に牛たちと出会うこともあるかもしれませんが、触ってはいけません。
牛を驚かしたり、大声を出したり、ゴミを捨てたりは絶対NGです。牧場主のご好意により通行させてもらっているということを忘れずに歩きましょう。

_HO_1906

【佐伯農場/マンサードホール】
詳細はコチラ
【レストラン牧舎】
このステージの付近には日曜運休・本数は少ないですが、バス停があります。

町営バス俣落線「群馬バス停」です。バスの運行情報はコチラ
第3ステージ
農家レストラン牧舎から、「男はつらいよ」や「釣りバカ日誌」のロケ地にもなった、養老牛温泉までの9.2km

牧草ロール

ポスターにもなっているサイロ(牛のえさなどを冬の間、貯蔵するタンク)の景色を楽しむことができます。肥料作りが進化した現在では牧草はポリシートに包まれ、ロール型の塊で保管されており、サイロは使われていません。

_HO_2261

しかし、それぞれの牧場のシンボルになっているサイロはいまでも道東らしい牧草地帯の風景の一部になっています。

養老牛温泉

ステージ終点の養老牛温泉では2つの温泉付きの宿泊施設があります。
【ホテル 養老牛】
日帰り温泉 (オフシーズン) 13:00~21:00
(オンシーズン) 15:00~21:00

【湯宿 だいいち】
日帰り温泉 12:00~15:00

第4テージ
このステージ上には西別岳山小屋があります。
日本離れした丘、モアン山(牛文字の書かれたユニークなやまです。春から秋にかけては登ることができません)、林道を経て西別岳山小屋へ。たびたびCMに登場する絶景を見ることができます。

DSC_1907

牧場が使われていない時期のみの期間限定コース、モアン山登山のサブルートがあります。雪が深いときはスノーシューが必要になりますが360°のパノラマ絶景を見れます。

モアン山winter

西別岳山小屋】
無人の休憩・避難施設です。
・山小屋宿泊利用の場合は、水はケネカ川で補給してください。
・山小屋の利用者名簿には必ず名前を書いてください
・自分のごみは必ず持ち帰ってください
・林野庁の敷地内なので、外でキャンプはできません
他の登山者に迷惑のかからないように利用してください。
問合せ先/標茶町役場観光振興係 TEL:015-485-2111

第5ステージ
全コースの中で歩く道というよりは登山コース。

IMG_3586

がまん坂という急こう配の道は一歩登るごとに景色が変わりますので、歩いている途中に後ろを振り返ってみてください。西別岳にはたくさんの高山植物が咲いていて、その先には摩周湖外輪山を眺めながらと視界も楽しませてくれます。また、この道を通った人だけが見ることができる摩周湖があります。

IMG_3026

第6ステージ
昔は美留和の子供たちが摩周湖へ行く時に使っていた登山道が今は第6ステージに衣替えしました。6.6kmと短い道のりですが、ゴールの美留和駅付近には摩周の伏流水(湧水)があり飲むことができます。

すべての行程を歩く場合は、3泊4日で、初日に第1、第2ステージ、2~3日目は第3、第4ステージ、そして3~4日目に第5、第6ステージをゆっくり歩く人もいます。
1泊2日で手軽に歩きたい人には開陽台からスタートする第2ステージ、第3ステージの酪農地帯を堪能するコースがオススメ。
養老牛温泉に泊まれば温泉もゆっくりと楽しめ、ひとりで歩きたいが、歩くのに不安がある方・初めての方はガイド同行サービス(有料)もあります。

ガイドご希望の方は予約が必要になりますので、
なかしべつ観光協会 0153-77-9733
北海道ウォーキングネットワーク 015-482-1602
までお問い合わせください。

詳しいコースガイドは北根室ランチウェイHPをご覧ください。
詳細地図がダウンロードできます。
http://kiraway.net/howtowalk
 

ランチ(大牧場)ウェイは名前の通り、トレイルはいくつもの牧場の中を通っています。その為、牛が解放されているところを間近に見ることができます。しかし、口蹄疫という伝染病の予防のため牧場主の許可なしに家畜に触れたり、近づいたりしないようにしましょう。

 ゆったりとした時間が流れ、なだらかな道が続く北根室ランチウェイですが、他のアウトドアレジャー同様に危険が付き物です。 装備の不備や食糧の不足が不慮の事故につながることもありますので、

・悪天候の条件下にも耐えられる安全な装備を揃える。

・地図を携帯して常に現在地を把握しながら道に迷わないようにする。

・技術、体力、経験に応じた無理のない計画で歩くなど、

自分のことは自分で守れるようにしてからロングトレイルを楽しみましょう。
必要な装備やステージごとのマップは「安全なハイキングを楽しむために」から必ず確認してください。
北根室ランチウェイより引用 http://kiraway.net/ 

関連記事

  1. 視界を埋め尽くす提灯! 涼やかなひがし北海道の夏を満喫

  2. 中標津の象徴『開陽台』で地球の丸さを体感!

開陽台の今の天気は?

SNSでシェア!